みなさん、こんにちは!
坂本です^^
新しい部屋に引っ越しは終わったもののカーテンがない、、
カーテンどうやってってはかったらいいの?
という方、多いのではないでしょうか?プロの方にお願いして図ってもらうのもありですが、できるだけ予算を抑えていいカーテンを買いたいですよね。
そこで今日は。
カーテンの測り方
についてお話していきます。また、カーテンを発注する際に注意することなど、カーテンのあれこれについてもご紹介しますので、よかったらのぞいてみてください。
1、カーテンレールを測る
生地になるサイズを考えるのではなく、レール周りを採寸していきます。
窓の形によって図る位置も変わってくるので注意してください。
■掃き出し窓の測り方
下記画像のような、外に出られるような窓のことを掃き出し窓といいます。
このような掃き出し窓の場合、
高さ:【カン下~床までの高さ】を測定。 ※カン下とは、隣の画像のような位置のことを言います。
![](https://spica-exective.com/wp-content/uploads/2022/04/step02_window_1_pc.png)
![](https://spica-exective.com/wp-content/uploads/2022/04/step2_img.jpg)
横幅:【レールの端にある固定された留め具同士の幅】を測ります。
![](https://spica-exective.com/wp-content/uploads/2022/04/step01_img02_pc.png)
■腰窓の測り方
字のごとく腰くらいまでの窓のことを腰窓といいます。
高さ:【カン下~腰窓の枠下】を測定。画像のような位置のことです。
![](https://spica-exective.com/wp-content/uploads/2022/04/step02_window_2_pc.png)
幅:掃き出し窓と同様、【レールの端にある固定された留め具同士の幅】を測ります。
![](https://spica-exective.com/wp-content/uploads/2022/04/step01_img02_pc.png)
★装飾レールや、カーテン以外のシェードやブラインド、ロールスクリーンなどはまた測り方が異なります。
番外編か何かで、またご説明しますね。
2、測定以外で見ておくこと
①レールが正面付けか天付けか
![](https://spica-exective.com/wp-content/uploads/2022/04/curtain05-300x117.jpg)
左側が天井や窓枠の上の部分に直付けする天付けです。
右側が壁に対して正面にレールをつける正面付けです。
いったい何が違ってくるかというと、『カーテンにフックにAフックを使うか、Bフックを使うかです。』
分かりやすい画像をサンゲツさんが出していたので、2つのフックの違いをご紹介しますが、メインで異なるのはフックの位置です。
よく見てみてください!!
![](https://spica-exective.com/wp-content/uploads/2022/04/2-min-292x300.jpg)
【Aフック】
・レールに干渉しないため、開閉がスムーズ。
・フックが上のほうにあるためカーテンの長さとしてはBフックに比べ短い。
・見栄えはレールを見せる形になるので、レース生地を吊るすレールや装飾レールにおすすめ。また、レールが天付けの場合はAフック推奨。(レールが天井に干渉するため)
【Bフック】
・レールを隠す形になるためドレープ生地を吊るすのにおすすめ。(レール正面付けに限る)
・フックが下のほうにあるためカーテンの長さとしてはAフックに比べ長い。
このように、フックの選び方にかかわってくるので、レールがどこについているかは新居に行って採寸をする際は注意して見てみてください。また、レールがついてない新築一戸建てなどの場合もこの知識は生きてくると思うので、知っていて損ではないと思います。窓に何をつけるか、というウインドウトリートメントの役に立てると思います。
②房掛けがついているか
意外と忘れがちなこのポイント。
![](https://spica-exective.com/wp-content/uploads/2022/04/original_mf3-300x200.jpg)
房掛けとはカーテンをまとめる帯(タッセル)をひっかけるフックのことです。賃貸でもついていない場合もあるので、確認しておきたいポイントです。
どうせなら1度にまとめたいですもんね。
③そもそも窓はどのように開閉するか
これは珍しいパターンかと思いますが、新しくカーテンを吊ったものの窓がうち開きでカーテンが邪魔になって開閉しにくい。。
そんなこともあり得ます。実際に私も、お客様宅の現地調査をさせてもらう際に、「この窓はどう開くの?」と確認しなければならない場面が多々ありました。写真だけではわかりにくい場合もあるので、現地で採寸の際に確認しましょう。
3、カーテンサイズを算出する
1で測定したレールの長さをもとにカーテンのサイズを決めていきます。
■掃き出し窓
高さ=【カン下~床までの高さ】-1cm
※カーテンが床につかないよう微調整します。わざと床に垂らすスタイルもありますが、一般的にはこの算出方法で行います。
横幅=【レールの端にある固定された留め具同士の幅】×1.05~1.1
※レールに対して生地を5~10%多く作ることを意味します。その理由は、ぴったしに作ってしまうと、カーテンを閉めた時に下のほうが閉まりきらない現象が起こるのを防ぐためです。
![](https://spica-exective.com/wp-content/uploads/2022/04/DSC06993-490x368-1-300x225.jpg)
このような感じですね。
■腰窓
高さ=【カン下~腰窓の枠下】+15~20cm
![](https://spica-exective.com/wp-content/uploads/2022/04/step03_window_1_pc.png)
※10cm程度でもいいです。一般的にはカーテンの折り返しの部分が10cm程度あって、縫い目がそのラインにくるので縫い目の隙間が光が入ることによって目立たずきれいにカーテンが見えるのが、この算出方法です。
※腰窓の下に何か家具を置かれるのであれば、もっと短く調整してもいいと思います。
横幅=【レールの端にある固定された留め具同士の幅】×1.05~1.1
※こちらは掃き出し窓と同様です。
まとめ
基本編、いかがでしたでしょうか?
上記が分かっていれば、カーテンについては詳しいといってもいいかもしれません。カーテンマスターになるためには、次回以降に投稿する番外編か何か(タイトル未定)をご覧くださいませ。
今回は文字の割合ががかなり多かったですが読みにくくなかったですか?
お口直しに私が道中に見つけた風景を添えて、今回は閉めさせていただきます。
![](https://spica-exective.com/wp-content/uploads/2022/04/6439ae2928baf648682b7ad3c04d8a47-225x300.jpg)
次回更新をお楽しみに^^/