カーテン測り方 (番外編)

みなさん、こんにちは!

坂本です^^

先日は下記のような投稿をさせていただきました。

カーテン 測り方(基本編) | 株式会社スピカ (spica-exective.com)

そこで、今日は番外編として、応用やカーテン以外のこともお伝えしていこうと思います。

装飾レールのカーテンレールの測り方

装飾レールとは、両サイドに装飾が施されているレールのことです。

装飾レールの場合、両端のフックが固定されていないので、一番長い横幅で採寸します。

カーテン生地の算出方法は、先日投稿した方法と一緒です。

タワーマンション角部屋のレールの測り方

タワーマンションの醍醐味といえば、大きな窓から見える景色ですよね。なので、角部屋は特に窓の面積が多いです。

例えばこんなお部屋。

※プライバシーのため景色を塗りつぶしています。

このお部屋のカーテンレールは角がこうなっていました。

レース、ドレープ用にダブルでレールがついていて、角はカーブしています。

この場合、レースとドレープのレールの長さに差が出るので、それぞれ採寸する必要があります。どちらも長い寸法を測りましょうね。

①+②=レース

③+④=ドレープ

カーブに沿って測るのは難しいと思うので、このように測るとよいと思います。

(見えづらかったらすみません)

カーテン以外のウインドウトリートメント

お部屋の窓にレールが何もついていなくて、一から考える場合です。以下の点に気を付けながら何をつければよいか考えてみましょう。

・窓を開閉する頻度。

・日当たり。

・ご近所さんや東リからの視線。

・窓の用途。(どこへつながる窓か、何のためにまどか)

・窓の仕組み。(内開き?外開き?ハンドルを回して開ける?FIX?など)

シェード

画像:サンゲツ

生地がコードを引っ張ることで折り重なりながら上に上がっていくものです。

カーテンと同じ生地で作成可能なので、コーディネートも統一感が出てきます。

シェードも、取り付け方が2種類あります。先日お伝えした、天付けと正面付けです。

天付け:窓枠につけることになると思います。枠内に収まるので、すっきりした印象を与えますが、メカ(機械)の関係で端っこに隙間がどうしてもできるので、そこから光が入ってくる可能性があります。なので、寝室などには向いていません。

正面付け:天付けに対して、正面付けは光は入る隙間がありません。ただ、壁に向かって正面に取り付けるので、窓近くの家具に干渉しないかなど確認が必要です。

ロールスクリーン

専用のメカからまっすぐに少し硬めの生地が下りてきます。

おうち時間も増えて、プロジェクターの需要も高まり、このロールスクリーンも役に立つ機会が増えているように思います。

こちらも、天付けと正面付けがあり、メリット・デメリットもほぼ同じです。

シェードと異なる点といえば、水場に使えるという点でしょうか?脱衣洗面所に加え、浴室にも設置可能な防カビ機能付きの生地があったりします。

アルミブラインド

”ブラインド”と名の付くものの中では安価で、カラーバリエーションも豊富です。

お手入れも比較的しやすく、少し強めに触っても元も形に戻ってくれます。

こちらも天付け、正面付けがあります。

あまり風の強い場所だと、羽同士が当たる音がうるさいかもしれません。日よけや、明るさの調節の意味合いが強いです。私が担当したお客様の中でも、収納部屋のみアルミブラインドをご提案したお客様もいらっしゃいました。

ウッドブラインド

文字通り、木でできたブラインドです。

インテリアとしての要素が強く、最近人気がまた出始めています。サロンなどの店舗でも使われていることが多いイメージです。

こちらも正面付け、天付けとあります。

ウッドブラインドくらいになると、商品自体に重みが出てくるので分割の仕方も注意する必要があります。(掃き出し窓は2分割にする、など)

また、これは持論ですが、

メンテナンスについて難しい印象を持たれがちですが、すべて下までおろしてクローズの状態で濡らした付近で優しく吹いたり、ほこり取りなどでまめに軽くはたくと、きれいな状態を保ちやすいです。

バーチカルブラインド(縦型ブラインド)

オフィスや店舗、施設に多かったバーチカルブラインド。最近は戸建てのおうちでも設置する方が増えています。

縦にスリットのように光が入り、スタイリッシュな印象を持たせてくれます。

こちらはおもに天付けで、カーテンボックスを作っておいて、そこに設置する流れが多いです。

天井からつるすので、立体的に高さが出ます。

メンテナンスは他のブラインド類よりハードルが高いかもしれませんが、メンテナンス頻度はそんなに多くありません。

方法は、一つ一つ外して、洗っていって濡れたまま元通り吊るして乾かします。

その他

他にも素材感で異なる印象を出しているロールスクリーン(簾のような和風)や、調光ロールスクリーンなど窓周りの商品の幅はとても広いです。

まとめ

番外編、いかがでしたでしょうか?

基本編、番外編を理解できたあなた!あなたこそカーテンマスターです!!✨

これからもインテリアにまつわる知識、小技なんかをご紹介していきますので、楽しみにしていてくださいね。

では、次回更新をお楽しみに^^/