タワーマンションの高層階と低層階の値段の違いとは?費用を抑えるコツもご紹介!

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タワーマンションでの暮らしをお考えの方にぜひ知っていただきたいのが、高層階と低層階の値段の違いです。
高層階と低層階の値段の違いには、人気の違いがあります。
そこで今回は、高層階と低層階の値段の違い、タワーマンションに住むメリット、費用を抑えるコツについてご紹介します。

□高層階と低層階の値段の違いとは

一般的にタワーマンションは、高層階になるにつれて販売価格が高くなります。
なぜなら、階数が高くなるにつれて景色を堪能できることもあり、高層階の方が人気だからです。

しかし、販売価格が高い高層階であっても、低層階に比べて不便なことや購入前には想定していなかったことが起こる場合があるため、注意が必要です。
なお、高層階と低層階には、値段以外にも違いがあります。

1つ目は、景観や日当たりの良さです。
高層階になるにつれて、部屋からの景色を遮るものがなくなります。
そのため、風が強い日は窓を開けて過ごせなくなります。
また、天気の良い日は、日差しが強すぎるため、カーテンを閉める必要があります。

2つ目は、災害時の悪影響です。
地震が起こった場合、低層階に比べて高層階の方が揺れが大きくなります。
また、エレベーターが停止した場合、高層階に住んでいると階段の上り下りに時間がかかり、逃げ遅れる可能性もあります。

さらに、水漏れした場合、下層階の住人に迷惑をかけることにもなりかねません。
そのため、水漏れの対策も必要になります。

3つ目は、電波の入りやすさです。
高層階は、地上から60メートルの高さになります。
そのため、スマートフォンやWi-Fiの電波が届きにくくなったり、全くつながらなくなる可能性があります。
Wi-Fiサービスによっては、そのサービスを提供する階数に制限があるものもあります。

4つ目は、防犯性の高さです。
ほとんどのタワーマンションでは、オートロックや監視カメラなど、防犯対策がされています。
さらに、高層階になるにつれて外からの侵入が難しいため、防犯性が高くなります。

□タワーマンションに住むメリットとは

1つ目は、高層階には、眺望の良い部屋が多いことです。
高層階であれば、景色を遮るものがないため、部屋からの眺めを楽しめます。
また、周りに建物もないため、部屋の中を見られる心配がありません。
さらに、蚊といった虫が入ってくることもないため、害虫被害に悩まされません。

2つ目は、都心の駅チカ物件が多く、利便性が良いことです。
タワーマンションは、駅前や駅の近くに建てられることが多く、駅から徒歩で2〜3分の物件や、駅と直結した物件もあります。
駅の周りには、商業施設がたくさんあるため、買い物の際に便利です。
また、通勤や通学も楽になります。

3つ目は、防犯性が高く、生活のお手伝いもしてくれることです。
タワーマンションは、比較的新しい物件が多いため、防犯性が高くなっています。
そのため、オートロックはもちろんのこと、各部屋にセキュリティシステムを導入している物件もあります。

また、コンシェルジュが常駐している物件も多くなっています。
コンシェルジュは、生活面といったさまざまな要望を聞いてくれるサービスです。
例えば、クリーニングの受け渡しや宅急便の手配などを行ってくれます。

4つ目は、共用設備の充実や内装が豪華であることです。
共用設備としては、その物件に住んでいる人が使えるパーティルームやゲストルームがあります。
また、物件によっては、ジムやプールがついているところもあります。

5つ目は、土地評価額が低く、税制面で有利であることです。
タワーマンションを住居としてではなく、投資や相続のために購入する人もいます。
これは、タワーマンションの土地評価額が低く、固定資産税といった税制面で有利であるからです。
マンションの土地は、部屋の面積によって所有権が分けられます。

しかし、タワーマンションの場合は、1つの土地に住んでいる人がとても多いため、1人当たりの土地評価額が抑えられ、税金の支払額も少なくなります。

□費用を抑えるコツとは

1つ目は、初期費用です。
初期費用は、敷金、礼金、前家賃、仲介手数料で構成され、4〜5カ月分が相場です。
この中で、礼金や仲介手数料は交渉することによって、下がる可能性があります。

2つ目は、家賃です。
家賃も交渉すれば、数千円単位で値引きができます。

3つ目は、管理費です。
管理費は、5000〜2万円ほどですが、交渉で下げることは困難です。
そこで、共用施設を利用することが無ければ、それらがない物件を選ぶことで払い損を防げます。
また、フィットネスのための設備も充実していますが、それらも管理費で整備されています。

そのため、家賃の安さだけではなく、管理費といった合計で見る必要があります。

□まとめ

今回は、高層階と低層階の値段の違い、タワーマンションに住むメリット、費用を抑えるコツについてご紹介しました。
高層階と低層階には、人気の高さによる値段の違いがありますが、景観や日当たりの良さといった値段以外の違いもあります。
タワーマンションでの暮らしをお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。