ネイルサロンのインテリアコーディネート

みなさんは、どんなお店に行くと「素敵だな」「また来たいな」と感じますか？

清潔感があることはもちろん、ゆったりと寛げたり、商品が見やすい設計になっていたり、家具や内装にこだわっているお店には魅力を感じずにはいられないですよね。

一方、これまで事務所やお店を構えたことがある方は、その際に出来るだけ低コストで抑えようと、内装や家具の予算を削って失敗したことはありませんか？

確かに物件の工事はこだわればこだわるほど金額がかかってしまいますが、内装は従業員の満足度やお客様のリピート率を高めることに直結する重要な要素のひとつです。

例えば店舗であれば、内装にこだわっていて、オシャレで、清潔感があると、お客様の心理的に「また来たい」と思う人が増えます。そうすることで、リピート率を高めていくのです。

そこで今回は、ネイルサロンにフォーカスして、内装の重要性やデザインについてご紹介していきたいと思います。

ネイルサロンの内装の重要性について

ネイルサロンの内装が重要な理由として、ネイルの技術だけでは継続してお客様を獲得することができないという点が挙げられます。

もちろん施術者の経験年数や技術、センスなども大切ですが、内装にこだわることで様々な相乗効果が期待できます。

ネイルサロンを利用するお客様の大半は女性です。

仕事、家事、育児など日々の忙しい暮らしの中でネイルサロンに行き、ネイルを変えることで、気持ちをリフレッシュしたり、ストレスを発散することができます。

先述の通り施術者の技術も大切ですが、内装にこだわっている空間であればその分気分も上がりますし、ネイルの施術には2時間ほどかかるため、リラックスできる空間であることも大切です。

最近では自宅サロンなども増えている傾向にありますが、

この2点はネイルサロンではマストです。

ネイルサロンに限ったことではありませんが、内装にこだわっているお店は、リピート率や顧客満足度が高くなります。

せっかくお金を払うのであれば、チープではなく、オシャレで素敵な空間で過ごせた方が嬉しいですよね。

まずは、ネイルサロンのコンセプトやテーマを明確にしましょう。

コンセプトが決まっていないとターゲットが定まりませんし、方向性が決まらなければ、どのような内装がベストなのかの判断も難しくなります。

お店のコンセプトやテーマを決め、どんな内装にしたいのかを考えましょう。

空間に統一感が出るよう、色合いはシンプルにするのがオススメです。3～4色ほどでまとめると良いでしょう。

それ以上の色を使ってしまうと、こちゃごちゃとした印象になり、快適でリラックスできる空間ではなくなってしまいます。

また、テーマにしたいカラーがある場合は、壁一面だけをそのカラーにしたり、小物をその色で統一するのもオススメです。

①で決めた、お店のコンセプトやテーマに沿ったインテリアを選びましょう。

ネイルサロンでは「ネイルの色味が分かりやすい」という点も大切であるため、施術スペースはホワイトを使うのがオススメです。清潔感も感じられて◎

また、ネイルは施術時間が長くなるため、チェアはなるべくチープ過ぎない・座り心地の良いものを選ぶとお客様に喜ばれます。

雑貨や小物はインパクトがあるものを選ぶも良し、シンプルなものを選ぶも良しですが、コンセプトには合わせるようにしましょう。

また、お店の間取りが狭かったり自宅の一部屋をネイルサロンにするなど、限られた空間をできるだけ広く見せることができるよう、家具の配置も大切です。

お部屋の奥に高さのある家具（収納棚や観葉植物など）を置いたり、テーブルやチェアの脚は細いものを選んだりと、工夫次第でお部屋は広く見せることができます。

さらに、視覚からのアプローチだけではなく、アロマの香りなどを使い、香りでお客様に癒しをお届けするのもいいかもしれません。

いかがでしたか？

今回はネイルサロンのインテリアコーディネートについてご紹介してきました。

店舗の内装にこだわることは、接客をするのと同様、ひとつのおもてなしと言えます。

内装がしっかりしていなければ、技術があってもなかなかお客様のリピートには繋がらず、せっかく構えた店舗が失敗に終わってしまいます。

こういった結果にならないよう、事前の打ち合わせや準備は綿密に行い、どこにお金をかけるか・かけないかの思考を重ねることが大切と言えます。

また、内装のクオリティが高い店舗は、SNSでも情報を発信しやすくなります。

SNSを通して顧客獲得を行うことができる今、技術や接客を磨くのはもちろんですが、内装にもこだわって新規顧客獲得やリピート率を増やし、人気のネイルサロンを作ってみてはいかがでしょうか。

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